ブッチョン(北村)体験
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伝統を伝えるブッチョン文化センター。

2002年10月にオープンしたブッチョン文化センター。
朝鮮末期の勢家であった「ミンジェ武官宅」の敷地であり、「ケドンマニムテク(桂洞の奥様のお宅)」としても有名だ。もとはアンチェ(母屋)、バッカッチェ(外棟)、アッペンナンチェ(前の門屋)、ティヘンナンチェ(後の門屋)、サダン(祠堂)などで構成されていたが、ハノク(韓屋)改補修基準条例に基づいてハノクの原型を最大限保存・修復するのに重点を置いて改・補修された。

サランバン(客間)の前の床では昼の時間を利用して住民たちが集まって談笑を楽しむ。 さまざまなイベントが開かれる住民会議室内部。 上品でこぢんまりしたアンチェの庭。

ティヘンナンチェであった広報展示館では、ブッチョンの歴史と価値を広報する資料を展示している。ブッチョン保存の重要性を知らせる映像を上映しており、またブッチョンのあちらこちらに散在している文化財と伝統文化を体験することができるブッチョンツアーに関する情報も得ることができる。広報展示館のとなりに位置した母屋は、ハノク文化チームの事務室とハノクのリモデリングに関した情報提供及び相談をする修繕相談室となっている。そして伝統文化関連行事を行う会議室と住民達が休憩できる客間も作られている。母屋の後ろに設けられているこぢんまりとしたあずまやは、元々サダンであったのを休息空間として提供しており、ハノクの情趣を感じながら、のんびりとお茶を楽しめるところである。

アンチェはハノク文化チームの事務室と客間、会議室などとして使われている。

あずまやを回り、奥に位置した奥の門屋には、伝統文化に触れる機会を提供する文化センターが設けられている。文化センターでは漢文書芸、実用民画、伝統茶礼、組紐工芸、伝統刺繍、伝統風呂敷、七宝、伝統韓紙工芸などの伝統文化講座を提供している。
ハノクに対する理解を高めるころを目的としてブッチョンのハノクを踏査するハノク講座は、消えていくハノクの美しさと重要性を振り返る機会である。そのほか、映画上映、演奏会など、多彩な文化行事やプログラムが企画されている。
道が狭くなったかと思うとまた広くなり、なだらかだと思うと急になり、川の支流のように枝分れした道に沿ってハノクが並んでいるブッチョンの風景を長く保存し、伝統家屋のもつ意味を世に広く知らせている施設である。